書名、著者、出版社などで検索

NEWS

2024.02.29

江坂店にて福井栄一様の取材

2023.12.01

映画『PERFECT DAYS』書籍提供

2023.01.01

江坂本店・天神橋店の営業時間について

2020.02.28

商品状態の表記について

2018.03.30

オリジナルグッズ製作サイトSUZURIに出品しています。

書籍詳細

書名

Vie Privee et Publique
Des Animaux
19世紀挿絵本
グランヴィル
「動物たちの私生活・公生活」

著者

Grandville/
Balzac/
Alfred de Musset/
Charles Nodier/
Georges Sand/etc.

出版社

J.Hetzel

出版年

1875年

分類

外国書 > 古典籍

No.

223084

冊数

1冊

言語

仏文

解説

後刷 背革装 表紙クロス 三方金
木口木版挿絵多数 背革溝少割れ
表紙角スレ ページ経年ヤケ・シミ、
余白少破れ 概ね普通 636ページ
27.5×19 cm

価格
(税込)

売切

解説文

19世紀フランスの挿絵画家J.J.グランヴィル(1803-1847)の代表作「動物たちの私生活・公生活」(後刷/1875)。
グランヴィルは同時期に活躍していた風刺画の大家オノレ・ドーミエとも並ぶ人気を誇り、その独特のファンタジックな画風によって、後にシュルレアリスムの芸術家らにも評価された、隠れた名イラストレーター。
19世紀のフランス社会を風刺した戯画や自身の奔放なイメージを表現した幻想画集などを精力的に発表したグランヴィルが得意とした、トレードマークともいえるイラストが「動物人間」です。頭を動物に変えて人間を描くことで、人それぞれの性格を強調し人間の本性を暴き出すこの画風は、1829年の風刺画集「当世風変身物語/Les Metamorphoses du Jour」ではじめて発表され、大いに人気を博しました。そして1840年、再び「動物人間」を主題にし、質、量ともに前作をはるかに超えるイラストを注ぎ込んだ作品が、本書「動物たちの私生活・公生活」です。
的確な動物の描写といかにも人間臭い仕草を融合したこれらのキャラクターによって19世紀当時のさまざまな階層のフランス人像を写し取るとともに、いつの時代にも通じる人間の典型をも描き出したグランヴィルの鋭い観察眼と卓抜な奇想が光る傑作挿絵本です。

関連リンク

・同じ作者の在庫一覧
・同じジャンルの在庫一覧
・同じ出版社の在庫一覧