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船橋屋織江/渓斎英泉画

甘泉堂 和泉屋市兵衛

天保12年

古典籍・近代文献 > 和本

405969

1冊

日本語

天保12(1841)年跋 後刷 拵帙 表紙スレ 題箋欠
経年普通 18×12.5cm

売切

「菓子話船橋(かしわふなばし)」は江戸時代後期の江戸深川の菓子屋「船橋屋」の主人が著した菓子レシピ集。
凡例に「この書は元来菓子商売する人に見するにはあらず。素人の菓子を好ける諸君 慰みに製せんとするとき ここに記せる分量をもって成し給はば過不及なかるべし」とあるように、一般人向けに書かれた本書には、餡の練り方から饅頭、羊羹、カステラまで、80品に及ぶ調理法が掲載されています。
簡潔な手順の記述や詳しい分量、収録品数の多さ、そして人気浮世絵師 渓斎英泉による挿絵といった、資料的にも審美的にも価値の高い、江戸料理書の逸品です。

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