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書籍詳細


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書名

浮世八景ノ内 裏たんぼのせいらむ 団七九郎兵衛
2枚続揃【安政2年 歌川国貞 浮世絵】

著者

歌川国貞(三代豊国)

出版社

出版年

安政2年

分類

古地図・古図版 > 浮世絵・摺物・画帖

No.

477467

冊数

2枚

言語

日本語

解説

安政2(1855)年 少トリミング 摺普通 経年普通 36×49cm

価格
(税込)

68,000円

解説文

本図は、歌川国貞(三代豊国)が安政2年(1855)頃に制作した役者絵シリーズ「浮世八景ノ内」の一図である。

「浮世八景」は、中国・瀟湘八景や近江八景に由来する「八景」の名所を、江戸の風俗や歌舞伎の世界に置き換えて表現する「見立絵」の趣向によるシリーズである。本図の題名「裏たんぼのせいらむ」は、八景の一つ「晴嵐(せいらん)」を、『夏祭浪花鑑』の名場面である「長町裏(裏たんぼ・泥場)」に見立てたものと考えられる。

描かれている主人公・団七九郎兵衛は、『夏祭浪花鑑』を代表する人気役である。魚屋上がりの侠客として知られ、終幕近くの泥田で敵役・義平次と激しく争う「泥場(どろば)」は、歌舞伎史上屈指の名場面として現在も上演されている。本図もその印象的な場面を題材とした作品とみられる。

歌川国貞は幕末最大の役者絵師として知られ、多くの歌舞伎俳優や人気演目を錦絵化した。本シリーズでも、伝統的な「八景」の雅趣と、当時の歌舞伎人気を巧みに融合させ、名所ではなく芝居の世界を「八景」として楽しませる趣向を採っている。

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